|
フランダースの声 |
ネムレ! |
アンネリース・ヴェルベーケ 著/井内千紗 訳 |
2018年12月1日 |
定価:1,800円+税 |
四六判・ソフトカバー・192ページ |
ISBN:978-4-87984-370-8 |
在庫ございます |
内容紹介
オランダ語圏で高い人気を誇る作家アンネリース・ヴェルベーケ、彼女を一躍有名にした鮮烈のデビュー作。
極度の不眠症に陥ったマーヤ。酒も薬も、カウンセリングも彼女を救うことはできない。眠れない苦しみを抱え、眠れる人々への怒りに駆られて、夜の街をさまようマーヤ。その彷徨のはてに、「仲間」となるひとりの中年男と出会い――
ベルギーにおけるオランダ語文学の「現在」を紹介するシリーズ「フランダースの声」第三弾。
著者・訳者紹介
アンネリース・ヴェルベーケ Annelies Verbeke, (1976-)
作家、コラムニスト、脚本家。ゲント大学でゲルマン文学を、ブリュッセルの芸術系高等専門学校リッツで脚本を学ぶ。
2003年に刊行した長編小説第一作『ネムレ!』によってフランダース新人賞はじめ数々の文学賞を受賞、一躍人気作家となる。その後、『巨人Reus』(2006)などの長編や『ハレルヤHallelujah』(2017)などの短編集を刊行、またシナリオやコラムなどの執筆活動も精力的に行っている。
井内 千紗(いのうち・ちさ)
2012年大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得退学。現在は国際短期大学他で英語関連科目の講義を担当する傍ら、ベルギー・オランダ語圏の言語文化や文化政策について研究している。
フランダースセンター(現アーツフランダース・ジャパン)のフランダース文学翻訳セミナー(2010年/2011年)に参加後、2013年刊行の現代ベルギー小説アンソロジー『フランダースの声』(松籟社)ではアンネリース・ヴェルベーケの短編『グループでスキップ』の翻訳を担当した。その他、オランダ語脚本の翻訳なども手がけている。
ご購入方法
全国の書店さん、オンラインさんでご購入いただけます。店頭にない場合はご注文いただければ、すこしお時間かかりますが、お求めいただけます。
お近くの書店にないとき、お急ぎでご購入されたい場合は、小社のオンラインサイト松籟社stores.jpを御利用下さい。クレジットカード、コンビニ支払、銀行振込等、各種決済がご利用いただけます。
→松籟社stores.jp
以下のサイトでもご購入できます。
→Amazon.co.jp
→hontoネットストア
→セブンネットショッピング
→ブックサービス
→ヨドバシ.com
関連書
『火曜日』
『モンテカルロ』