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新刊のご紹介

文学と政治
近現代ドイツの想像力
青地伯水 編著
吉田孝夫・松村朋彦・須藤秀平・児玉麻美・西尾宇広・磯崎康太郎・
川島隆・勝山紘子・友田和秀・永畑紗織 著
定価:本体3400円+税
ISBN:978-4-87984-354-8
在庫ございます

内容紹介

  バロックの近世から、フランス革命の衝撃を経て国民意識の覚醒する近代、国家の統合と分裂の20世紀にわたるドイツの近現代を、文学とのかかわりから読み解く評論集です。

【本書の目次】


T 近世から近代への想像力
第1章 近世ドイツにおける文学と政治 グリンメルスハウゼンの場合 吉田孝夫
第2章 テロルとユートピア ゲーテとフランス革命 松村朋彦

U 国民意識覚醒の時代
第3章 ジャーナリズムと民衆 ゲレスの政治新聞における文芸共和国の理念 須藤秀平
第4章 祖国再生とメランコリー グラッベのバルバロッサ作品 児玉麻美
第5章 女性解放をめざす男性作家たち 「若きドイツ」と1835年の二つの小説 西尾宇広
第6章 「三月後期」の政治的リアリズムと詩的想像力 ヘッベルのドイツ統一思想 磯崎康太郎
第7章 「革命なんかに入らなければよかった!」 ヨハンナ・シュピーリ後期作品に見る労働運動のモチーフ 川島隆

V 統合と分裂の世紀
第8章 激動の時代に、何のために絵を描くか ジョージ・グロスとオットー・ディックスの絵画と政治 勝山紘子
第9章 1816年のロッテ トーマス・マンの小説『ヴァイマルのロッテ』をめぐって 友田和秀
第10章 東ドイツ、父なる国家 ザラ・キルシュ『山のように高い海の波』 永畑紗織
第11章 東ドイツの西ドイツ学生への浸潤 雑誌『コンクレート』の成立とウルリーケ・マインホフの彷徨 青地伯水

あとがき



著者紹介

青地伯水(あおじ・はくすい)
  ★編著者 京都府立大学文学部教授。主な業績として、編著書に『ドイツ保守革命 ホフマンスタール/トーマス・マン/ハイデッガー/ゾンバルトの場合』(松籟社、2010年)、訳書にヴォルフガング・ヒルデスハイマー『マルボー ある伝記』(松籟社、2014年)など。


吉田孝夫(よしだ・たかお)
  奈良女子大学文学部准教授。主な業績として、著書に『山と妖怪 ドイツ山岳伝説考』(八坂書房、2014年)、論文に「ガルゲンメンライン考 グリンメルスハウゼンと近世ドイツの植物幻想」(『希土』41号、2016年)など。


松村朋彦(まつむら・ともひこ)
  京都大学大学院文学研究科教授。主な業績として、著書に『越境と内省 近代ドイツ文学の異文化像』(鳥影社、2009年)、『五感で読むドイツ文学』(鳥影社、2017年)など。


須藤秀平(すとう・しゅうへい)
  京都府立大学文学部共同研究員。主な業績として、共著書に『映画でめぐるドイツ ゲーテから21世紀まで』(松籟社、2015年)、『引き裂かれた「現在」 1830年代の文学と政治』(日本独文学会、2016年)など。


児玉麻美(こだま・あさみ)
  愛媛大学法文学部講師。主な業績として、共著書に『エーリヒ・ケストナー こわれた時代のゆがんだ鏡』(松籟社、2012年)、『引き裂かれた「現在」 1830年代の文学と政治』(日本独文学会、2016年)など。


西尾宇広(にしお・たかひろ)
  慶應義塾大学商学部専任講師。主な業績として、論文に‚Eine „gebrechliche Einrichtung“ der Öffentlichkeit. Die Darstellung der öffentlichen Meinung‘ in Kleists Michael Kohlhaas‘ (Neue Beiträge zur Germanistik, Bd. 12, H. 1, 2013)、「震災とデモクラシー クライスト『チリの地震』における「声」の政治的射程」(『ドイツ文学』第148号、2014年) など。


磯崎康太郎(いそざき・こうたろう)
  福井大学国際地域学部准教授。主な業績として、訳書にアーダルベルト・シュティフター『シュティフター・コレクション4 書き込みのある樅の木』(松籟社、2008年)、アライダ・アスマン『記憶のなかの歴史 個人的経験から公的演出へ』(松籟社、2011年)など。


川島隆(かわしま・たかし)
  京都大学大学院文学研究科准教授。主な業績として、著書に『カフカの〈中国〉と同時代言説 黄禍・ユダヤ人・男性同盟』(彩流社、2010年)、訳書にジャンミシェル・ヴィスメール『ハイジ神話 世界を征服した「アルプスの少女」』(晃洋書房、2015年)など。


勝山紘子(かつやま・ひろこ)
  日本学術振興会特別研究員RPD/京都府立大学共同研究員。主な業績として、論文に„Der Mensch als ‘Köper’ und ‘Leib’ in Mamoru Oshiis Animationsfilmen“,(Iudicium „Ästhetik der Dinge /Diskurse der Gewalt“ Germany, 2012)、共訳書にジュビレ・クレーマー『メディア、使者、伝達作用 メディア性の「形而上学」の試み』(晃洋書房、2014年)など。


友田和秀(ともだ・かずひで)
  奈良県立医科大学准教授。主な業績として、著書に『トーマス・マンと一九二〇年代 『魔の山』とその周辺―』(人文書院、2004年)、共訳書にディートマル・グリーザー『ウィーン、わが心の故郷』(大修館書店、2015年)など。


永畑紗織(ながはた・さおり)
  立命館大学嘱託講師。主な業績として、共著書に『映画でめぐるドイツ ゲーテから21世紀まで』(松籟社、2015年)、『東欧の想像力 現代東欧文学ガイド』(松籟社、2016年)など。



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関連書

『ドイツ保守革命』


『映画でめぐるドイツ』