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松籟社からのお知らせ

9月22日、下北沢の本屋B&Bさんで行われるイベントに、『狂人の船』訳者の南映子さんがご登壇されます。短編集『空港時光』を上梓された温又柔さんとの、ダブル刊行記念イベント。詳細は→こちらからどうぞ(本屋B&Bさんイベントページ)


新刊のご紹介


創造するラテンアメリカ
共謀綺談
フアン・ホセ・アレオラ 著
安藤哲行 訳
2018年7月12日
定価:1,800円+税
四六判・ソフトカバー・184ページ
ISBN:978-4-87984-367-8
在庫ございます

内容紹介

  「明晰な理性に統べられた、無限の想像力の自由」、ボルヘスは、フアン・ホセ・アレオラをこう評している。
  寓話とも、罪のない小噺とも、皮肉みなぎる笑劇とも取れるその作品たちをどう読み、どう味わうかは、著者とあなた(読者)の「共謀」しだい。
  代表作「転轍手」「驚異的なミリグラム」をはじめ、28の掌篇・短篇を収めた作品集。


著者・訳者紹介

フアン・ホセ・アレオラ(Juan José Arreola)
  1918年、メキシコ革命後の混乱期にあるハリスコ州、サポトランに生まれる。
  1926年に勃発したクリステロの反乱の影響で学校に通うことができなくなり、働きに出る。様々な職を経験しながら、文学や演劇への関心を強め、フアン・ルルフォらと親交を結び、雑誌を発行し、短編を発表するなどしていた。
  1945年、奨学金を得てパリに留学、演劇を学び、俳優も務めるものの、翌年帰国。出版社FCEにて校正者として働き、さらに編集や翻訳の経験をつむ。
  1949年に短篇集『さまざまな作り話』を、続いて『共謀綺談』『動物寓意譚』などを発表する。これらに収められた作品群によって、リアリズムが圧倒的だったメキシコにおいて、ルルフォとともに短篇の新たな書き方の指標となった。また、自らが関わった文芸誌や叢書企画などで後進の作家たちに執筆の舞台を提供し、フエンテスやポニアトウスカ、パチェーコら次世代の作家を数多く育てた。


安藤哲行(あんどう・てつゆき)
  1948年岐阜県生まれ。神戸市外国語大学外国語学研究科修士課程修了。
  摂南大学名誉教授。専攻はラテンアメリカ文学。
  著書に『現代ラテンアメリカ文学併走─ブームからポスト・ボラーニョまで』(松籟社)がある。
  訳書に、サバト『英雄たちと墓』(集英社)、フエンテス『老いぼれグリンゴ』(池澤夏樹=個人編集 世界文学全集第2集所収、河出書房新社)、アレナス『夜になるまえに』(国書刊行会)、ボルピ『クリングゾールをさがして』(河出書房新社)、プイグ『天使の恥部』(白水社)など多数。
  小社サイトにてweb版・現代ラテンアメリカ文学併走を連載中。


ご購入方法

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