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シリーズ〈図書館・文化・社会〉4 |
図書館研究の回顧と展望 |
相関図書館学方法論研究会 編著 |
2020年10月23日 |
定価:3,200円+税 |
A5判・ハードカバー・v+290ページ |
ISBN:978-4-87984-392-0 |
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内容紹介
日本及びアメリカにおいて積み重ねられてきた図書館研究/図書館史研究を丁寧にたどり、今後の研究の展望を探る。
シリーズ〈図書館・文化・社会〉第4巻。
【主要目次】
(福井佑介)日本公共図書館史研究の視座と展開:1930年代から2010年代までの研究史
(三浦太郎)日本の図書館史研究におけるオーラルヒストリー
(杉山悦子)図書館教育研究の系譜:1910年前後の学校図書館論
(安里のり子)移民を対象とした図書館サービスの課題と研究方法:ハワイ日系人社会の読書環境を例にして
(久野和子)「場としての図書館」研究史序説:「第三の場」に焦点を当てて
(川崎良孝)図書館史研究を考える:アメリカ公立図書館史研究を梃子にして
著者・訳者紹介
川崎良孝(かわさき よしたか)
京都大学名誉教授。
著書に『アメリカ大都市公立図書館と「棄てられた」空間』(京都図書館情報学研究会, 2016)、『開かれた図書館とは』(京都図書館情報学研究会, 2018)などがある。
吉田右子(よしだ ゆうこ)
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科教授。
著書に『メディアとしての図書館』(日本図書館協会, 2004)、『オランダ公共図書館の挑戦:サービスを有料にするのはなぜか?』(新評論, 2018)などがある。
福井佑介(ふくい ゆうすけ)
京都大学大学院教育学研究科講師。
著書に『図書館の倫理的価値「知る自由」の歴史的展開』(松籟社, 2015)、『図書館と読書をめぐる理念と現実』(共著, 松籟社, 2019)などがある。
三浦太郎(みうら たろう)
明治大学文学部教授。
著書に『図書・図書館史:図書館発展の来し方から見えてくるもの』(編著, ミネルヴァ書房, 2019)、『図書館と読書をめぐる理念と現実』(共著, 松籟社, 2019)などがある。
杉山悦子(すぎやま えつこ)
四国大学文学部准教授。
著書に『図書館と読書をめぐる理念と現実』(共著, 松籟社, 2019)、発表論文に「戦中・戦後の読書指導:阪本一郎の場合」(『日本図書館情報学会誌』 65(1), 2019)など。
安里のり子(あさと のりこ)
ハワイ大学図書館情報学科准教授。
発表論文に“Disruption Is Not Pleasant But Sometimes It Produces Results,” In Queer Library Alliance (Library Juice Press, 2017); “Library Exclusion and the Rise of Japanese Bookstores in Prewar Honolulu,” International Journal of Information, Diversity & Inclusion, 3 (2019)など。
久野和子(くの かずこ)
神戸女子大学文学部准教授。
著書に『「第三の場」としての学校図書館』(松籟社, 2020)などがある。
ご購入方法
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関連書
福井佑介『図書館の倫理的価値「知る自由」の歴史的展開』
相関図書館学方法論研究会 編著『トポスとしての図書館・読書空間を考える』
相関図書館学方法論研究会 編著『図書館と読書をめぐる理念と現実』
相関図書館学方法論研究会 編著『時代のなかの図書館・読書文化』