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中世ロシアの聖者伝(一) |
モスクワ勃興期編 |
三浦清美 訳・解説 |
2023年1月16日 |
定価:4,200円+税 |
四六判・ハードカバー・472ページ |
ISBN:978-4-87984-433-0 |
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内容紹介
モスクワ大公国勃興期にあたる一四世紀末から一五世紀半ばにかけて書かれた聖者伝『ラドネジのセルギイ伝』、『ペルミのステファン伝』、『ベロオゼロのキリル伝』を訳載。
モンゴル襲来後、とてつもない暴力が横行する荒廃した時代にあって、これら三作をはじめとする聖者伝文学は、神に拠り立つ徹底的な自己犠牲の精神を書きとどめている。
訳者・解説者紹介
三浦清美(みうら・きよはる)
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。
現在、早稲田大学文学学術院教授。
専攻はスラヴ文献学、中世ロシア文学、中世ロシア史。著書に『ロシアの源流─中心なき森と草原から第三のローマへ』(講談社)、『自叙の迷宮─近代ロシア文化における自伝的言説』(共著、水声社)などがある。『キエフ洞窟修道院聖者列伝』『中世ロシアのキリスト教雄弁文学(説教と書簡)』(松籟社)、ペレーヴィン『眠れ』(群像社)、ストヤノフ『ヨーロッパ異端の源流─カタリ派とボゴミール派』(平凡社)、ヤーニン『白樺の手紙を送りました』(共訳、山川出版社)など。
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関連書
『キエフ洞窟修道院聖者列伝』
『中世ロシアのキリスト教雄弁文学(説教と書簡)』