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東欧の想像力 |
ジュスタ |
パウル・ゴマ 著/住谷春也 訳 |
2020年10月12日 |
定価:2,000円+税 |
四六判・ハードカバー・208ページ |
ISBN:978-4-87984-393-7 |
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内容紹介
単一政党体制下の1950年代ルーマニア。作家・批評家養成機関「文学学校」に入学した語り手「ぼく」は、ひとりの女子学生と出会う。「正義の女」=ジュスタとあだ名された彼女を待ち受ける苦難とは……
ルーマニアの反体制派の代表と目される作家パウル・ゴマが、学生時代を回想して綴る自伝的小説。
著者・訳者紹介
パウル・ゴマ Paul Goma, (1935-2020)
ベッサラビア(現モルドバ共和国)に生まれる。ミハイ・エミネスク文学・文芸批評学校に入学、のちブカレスト大学文学部に転入。
1956年のハンガリー動乱に際し、抗議行動を描いた小説を学部の創作ゼミナールで発表、学生扇動のかどで逮捕される。矯正服役2年と自宅軟禁3年の後、肉体労働に従事。
1966年に文芸誌の短編賞を受賞、以後活発に作品を発表するも、体制への非妥協を貫くその姿勢から、活動に掣肘をこうむり続けた。翻訳を通じて西側諸国で注目される一方、本国では孤立を深める。
チェコスロバキアの「憲章77」に賛同したことで社会主義への裏切り者とされ、セクリターテの拷問を受け、投獄。その後国外追放処分となり、フランスに亡命した。
異国の地で非妥協の声を上げ続けたが、2020年、COVID-19(新型コロナウィルス感染症)により逝去。
住谷 春也(すみや・はるや)
1931年群馬県生まれ。東京大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ルーマニアに留学し、ブカレスト大学文学部博士課程修了。以後、ルーマニア文学の研究・翻訳に専念。
リビウ・レブリャーヌ『大地への祈り』(1985年日本翻訳者協会特別翻訳功労賞)、同『処刑の森』、ザハリア・スタンク『ジプシーの幌馬車』(いずれも恒文社)、ミルチャ・エリアーデ『令嬢クリスティナ』『妖精たちの夜』『マイトレイ』『エリアーデ幻想小説全集・全3巻』(いずれも作品社)、ミルチャ・カルタレスク『ぼくらが女性を愛する理由』(松籟社)、ギョルゲ・ササルマン『方形の円』(東京創元社)など訳書多数。
2004年、ルーマニア文化功労コマンドール勲章受章。2007年、ナサウド市名誉市民。
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