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東欧の想像力
プラヴィエクとそのほかの時代
オルガ・トカルチュク 著/小椋彩 訳
2019年11月30日
定価:2,600円+税
四六判・ハードカバー・368ページ
ISBN:978-4-87984-383-8
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内容紹介

  ノーベル賞作家(2018年)トカルチュクの名を一躍、国際的なものにした代表作。
  ポーランドの架空の村「プラヴィエク」を舞台に、この国の経験した激動の二十世紀を神話的に描き出す。



著者・訳者紹介

オルガ・トカルチュク  Olga Tokarczuk, (1962-)
  現代ポーランドを代表する作家のひとり。国内で最も多くの読者に支持されるとともに、国外にも広く翻訳紹介されている。
  1962年、ポーランド共和国西部スレフフ生まれ。1993年の『本の人々の旅』で本格的に文壇デビューを果たす。
  本作『プラヴィエクとそのほかの時代』(1996)で、ポーランドの架空の村を舞台に、この国の経験した激動の二十世紀を神話的に描きだし、国外にもひろくその名を知られるようになった。
  その後も『昼の家、夜の家』(1998、邦訳:白水社)、『最後の物語』(2004)などコンスタントに話題作を発表、『逃亡派』(2007、邦訳:白水社)ではポーランドの権威ある文学賞ニケ賞を受賞。
  扱うテーマはメソポタミア神話から政治、フェミニズムまで多彩である。
  2018年のノーベル文学賞を受賞。


小椋  彩(おぐら・ひかる)
  東洋大学文学部日本文学文化学科助教。
  専門はポーランド文学、亡命ロシア文学。
  訳書にトカルチュク『昼の家、夜の家』、『逃亡派』(ともに白水社)などがある。


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