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「抵抗」する女たち |
フランス語圏カリブ海文学における「シスターフッド」 |
大野藍梨 著 |
2019年9月20日 |
定価:2,600円+税 |
46判・ハードカバー・208ページ |
ISBN:978-4-87984-382-1 |
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内容紹介
カリブ海地域の奴隷制社会およびポスト奴隷制社会において、性暴力をはじめとする様々な暴力に苦しめられてきた女性たち。その苦しみを癒し、彼女たちを守ったのが、女性どうしの連帯=「シスターフッド」だった。
マリーズ・コンデの作品をはじめとする、カリブ海地域を舞台にした小説の女性登場人物の声をたどりながら、「シスターフッド」を拠りどころにした女性たちの「抵抗」をあとづける。
【主要目次】
序 章 「強姦」に抗うために
第一章 『わたしはティチューバ』における「強姦」への「抵抗」
第二章 『混血女性ソリチュード』における奴隷制への「抵抗」
第三章 『奇跡のテリュメに雨と風』における「シスターフッド」
第四章 『移り住む心』におけるハイブリッドと「乳白化願望」
終 章 「強姦」被害者のエイジェンシーと「シスターフッド」
著者紹介
大野藍梨(おおの あいり)
立命館大学文学部地理学科卒業、立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了(博士・学術)。
現在、立命館大学衣笠総合研究機構国際言語文化研究所客員協力研究員。
専門はフランス語圏カリブ海文学、比較文学。
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