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子どもたちの見たロシア革命
亡命ロシアの子どもたちの文集
大平陽一・新井美智代 編訳
2019年2月26日
定価:2,600円+税
四六判・ソフトカバー・288ページ
ISBN:978-4-87984-374-6
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内容紹介

  1920年代前半、亡命ロシア人の子弟が通うギムナジウムで、ロシア革命後の体験をテーマにした作文が生徒たちに課された。こんにちまで残されたそれら作文のうち、64編を翻訳。
  内戦期の混乱に巻き込まれ、肉親との別離や飢えを経験し、難民同然の身で異境の地への亡命を余儀なくされた子どもたちは、その過酷な体験をどのような文章に託して語っているのか。
  自らの体験を語るために子どもたちがつかまえた言葉は、どのようなものか。
  そしてまた、言葉にはできなかったことの背後にあるものは、何だろうか。


編訳者紹介

大平  陽一(おおひら・よういち)
  1955年、三重県生まれ。東京外国語大学大学院修士課程修了。
  現在、天理大学国際学部教授。専攻は戦間期チェコにおける亡命ロシア文化。
  著書に『映画的思考の冒険』(共著、世界思想社、2006)、『再考・ロシアフォルマリズム』(共著、せりか書房、2012)、『自叙の迷宮』(共編著、水声社、2018)などがある。
  訳書に『ロシア・アヴァンギャルドB/キノ─映像言語の創造』(共訳、国書刊行会、1995)など。


新井  美智代(あらい・みちよ)
  1961年、埼玉県生まれ。奈良女子大学大学院博士課程人間文化研究科退学。
  現在、同志社大学、奈良女子大学、関西大学非常勤講師。専攻は物語論。
  著書に『イメージのポルカ』(共著、成文社、2008)などが、訳書に『ロシア・アヴァンギャルドB/キノ─映像言語の創造(共訳、国書刊行会、1995)』がある。


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