2003/8/28
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新刊.com 9月号
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新刊.comをお届けします。
カラリと晴れる日がほとんど無く、雨続きでいやな夏です。
ただ、部屋の中で読書をする時間が増え、個人的にはうれしいのですが。
■□■今月号のもくじ
□新刊案内
■ ●哲学
□ ●文学書
■ ●社会・政治・福祉
□ ●歴史
■ ●経済
□ ●その他
■番外企画 火星に関する本
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■新刊案内
それでは新刊のご案内です。今月は10冊ご紹介します。
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●哲学-1
『火ここになき灰 』
ジャック・デリダ 著・梅木達郎 訳 A5変形判並製・160頁
[発行]松籟社 [刊行日]03/8/5 [本体価格]2400円
[ISBN]4-87984-226-5 [取次]二、ト、大、栗、太、地
※返品はすべてお受けいたします
[内容]
そこに灰がある─このたった一つの文からなる書物。「灰」「燃やすこと」
「ホロコースト」についてのデリダ自身の文が引用されながら、「そこに灰
がある」という一文が複数の声によって展開される。翻訳の限界に挑んだ特
異な書物。
[類書]
『有限責任会社』ジャック・デリダ 著・高橋哲哉ほか 訳/法政大学出版局
『友愛のポリティックス 1』
ジャック・デリダ 著・鵜飼哲ほか 訳/みすず書房
『ポジシオン』ジャック・デリダ 著・高橋允昭 訳/青土社
『アポリア』ジャック・デリダ 著・港道隆 訳/人文書院
『滞留』ジャック・デリダ 著・湯浅博雄ほか 訳/未来社
●哲学-2
『訪問 イメージと記憶をめぐって』
ジャン=リュック・ナンシー 著・西山達也 訳 四六判上製・150頁
[発行]松籟社 [刊行日]03/8/1 [本体価格]2600円
[ISBN]4-87984-225-7 [取次]二、ト、大、栗、太、地
※返品はすべてお受けいたします
[内容]
「表象の問題」をめぐって、2つの絵画に捧げられた論考。記憶にないほど
古い記憶、存在論=神学の<歴史>を一瞬のうちに途絶させる殲滅(ショ
アー)の記憶を担う不可能な光景を問う。
[類書]
『共同−体(コルプス)』
ジャン=リュック・ナンシー 著・大西雅一郎 訳/松籟社
『声の分割(パルタージュ)』
ジャン=リュック・ナンシー 著・加藤恵介 訳/松籟社
『哲学の忘却』
ジャン=リュック・ナンシー 著・大西雅一郎 訳/松籟社
『無為の共同体』 著/
ジャン=リュック・ナンシー 著・西谷修ほか 訳/松籟社
『ヘーゲル否定的なものの不安』
ジャン=リュック・ナンシー 著・大河内泰樹ほか 訳/現代企画室
●文学書-1
『命を生きる!藤沢周平の世界 上巻・庶民のひたむきな生き方』
北影雄幸 著 四六判並製・272頁
[発行]大村書店 [刊行日]03/9月上旬 [本体価格]1600円+税
[ISBN]4-7563-3023-1 [取次]ト、ニ、大、太、中、栗、全官報、地図共販
※フリー入帳
[内容]
藤沢作品は過酷な人生を歩んだ藤沢周平の「命を生きる」という生き方その
ものである。生涯と庶民編各作品の読みどころを収録、解説。
●文学書-2
『命を生きる!藤沢周平の世界 下巻・武士の清冽な生き方』
北影雄幸 著 四六判並製・272頁
[発行]大村書店 [刊行日]03/9月上旬 [本体価格]1600円+税
[ISBN]4-7563-3024-X [取次]ト、ニ、大、太、中、栗、全官報、地図共販
※フリー入帳
[内容]
藤沢周平自身の生き方を投影した「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」など下級
武士の凛とした姿、清冽な生き方を検証、読みどころを収録。
[類書]
『時代小説の人間像 藤沢周平とともに歩く 』幸津国生 著/花伝社
『兄藤沢周平 』小菅繁治 著/毎日新聞社
『藤沢周平が愛した風景 庄内・海坂藩を訪ねる旅』山形新聞社 編/祥伝社
『司馬遼太郎とそのヒーロー 』三浦浩 著/大村書店
『『鬼平犯科帳』をひもとく 死と向いあう生 』木幡瑞枝 著/大村書店
『義烈!忠臣蔵武士道 赤穂義士録』北影雄幸 著/白亜書房
『今だから知っておきたい戦争の本』北影雄幸 著/光人社
『武士道の真髄 幕末維新編上巻 司馬遼太郎の世界』
北影雄幸 著/白亜書房
『武士道の真髄 幕末維新編下巻 司馬遼太郎の世界』
北影雄幸 著/白亜書房
『忠烈!南朝武士道 南朝忠臣録 』北影雄幸 著/白亜書房
●政治・社会・福祉-1
『社会保険再生への道』 喜多村悦史 著 四六判・272頁
[発行]論創社 [刊行日]03/8/30 [本体価格]2000円
[ISBN]4-8460-0372-8 C0033 [取次]ト、ニ、大、太、中、栗、弘、共
※フリー入帳
[内容]
復権する社会保険! 内閣府・総括政策研究官である著者が、少子高齢・成
熟経済下の日本において、危機に瀕する社会保険制度を再生すべく、「統
合・一元化」改革を提言する。
[類書]
『これからの社会保障』芝田英昭 著/かもがわ出版
『社会保険改革』八田達夫・八代尚宏 編/日本経済新聞社
『社会保険の構造改革』 年金科学研究会 編/ぎょうせい
『社会保障のグランド・デザイン』水野肇 著/紀伊国屋書店
『保険・年金ハンドブック』原智徳 著/かんき出版
●政治・社会・福祉-2
『住民派女性議員の挑戦“16”年』 三宅節子 著 四六判・240頁
[発行]論創社 [刊行日]03/9/5 [本体価格]2200円
[ISBN]4-8460-0374-4 C0036 [取次]ト、ニ、大、太、中、栗、弘、共
※フリー入帳
[内容]
地元初の町会議員となり、16年間の議員生活に終止符をうった著者が語る地
方政治の実態。ヨソ者・女性という壁をのりこえ、住みよい町へと変えてい
く地道な努力が描かれる。
[類書]
『チホー議会の闇の奥』戸田ひさよし 著・青木雄二 画・対談/明月堂
『女ひとり地方議会に春一番』小川みさ子 著/BOC出版部
『ムラの議会』島永興勇 著/海鳥社
『地方議会議員生態白書』ふくおひろし 著/インパクト出版会
『茨城県議会あれこれ』下条正雄 著/近代文芸社
●歴史
『吾レ龍門ニ在リ矣』(小倉芳彦著作選 第2巻)
小倉芳彦 著 A5変型・391頁
[発行]論創社 [刊行日]03/7/25 [本体価格]6000円
[ISBN]4-8460-0351-5 [取次]ト、ニ、大、太、栗
※返条付
[内容]抗日戦下の中国知識人・顧頡剛に関する研究、日本における中国研究
への批評などを収め、日中二つの文化圏の交流史を展望する諸論考を収録。
[類書]
『抗日戦争と民衆運動 』内田知行 著/創土社
『抗日戦回想録』郭沫若 著・岡崎俊夫 訳/中央公論新社
『中国抗日戦争史 中国復興への路』
劉大年・白介夫 編・曽田三郎ほか 訳/桜井書店
『中国語で残された日本文学 日中戦争のなかで』
呂元明 著・西田勝 訳/法政大学出版局
『ゾルゲの見た日本』ゾルゲ 著・みすず書房編集部 編/みすず書房
●経済
『マルクスのロビンソン物語』 大熊信行 著 A5変型・288頁
[発行]論創社 [刊行日]03/7/30 [本体価格]4600円
[ISBN]4-8460-0873-6 [取次]ト、ニ、大、太、栗
※フリー入帳
[内容]1929年発行の新組復刻版。著者の独創的理論「配分原理」を体系的に
論じた著述。発刊当時の本書をめぐる論争で、著者の反批判論文をも併せて
収録する。
[類書]
『ある経済学者の死生観―大熊信行随想集』大熊信行 著/論創社
『現代生活者試論 類型化と展開』片山又一郎 著/白桃書房
『「生活者」とはだれか』天野正子 著/中央公論新社
『21世紀の情報とライフスタイル 環境ファシズムを越えて 』
杉原利治 著/論創社
『京都学派と日本海軍―新史料「大島メモ」をめぐって』
大橋良介 著/ PHP研究所
●その他─評伝
『昭和の天一坊 伊東ハンニ伝』 河西善治 著 四六判・256頁
[発行]論創社 [刊行日]03/8/8 [本体価格]2500円
[ISBN]4-8460-0335-3 [取次]ト、ニ、大、太、栗
※返条付
[内容]知られざる大詐欺師の生涯! 昭和初期、株売買で莫大な金を手中に
収めてマスコミの世界に彗星の如く現れた風雲児ハンニは、シュタイナーの
理想を一途に掲げ、川島芳子、大宅壮一、藤山一郎を“魅惑”する!
[類書]
『『坊っちゃん』とシュタイナー―隈本有尚とその時代』
河西善治 著/ぱる出版
『シュタイナー入門』
ヨハネス・ヘムレーベン 著・河西善治 編・著/ぱる出版
『シュタイナー入門』小杉英了 著/筑摩書房
『終の栖・仮の宿 川島芳子伝』岸田理生 著/而立書房
『物語・20世紀人物伝 人間ドラマで20世紀を読む 6 』
天沼春樹ほか 著/ぎょうせい
●その他-エッセイ・音楽・女性
『指揮者がミューズに微笑んだ』 松尾葉子 著 四六判・224頁
[発行]論創社 [刊行日]03/9/3 [本体価格]2000円
[ISBN]4-8460-0541-0 C0095 [取次]ト、ニ、大、太、中、栗、弘、共
※フリー入帳
[内容]
1982年フランス・ブザンソン国際指揮者コンクールで、女性として初めて優
勝の栄冠を手に入れた著者のエキサイティングで波瀾万丈に満ちた半生を綴
った痛快エッセイ。
[類書]
『20世紀のすてきな女性たち 1』真鍋和子ほか 著/岩崎書店
『音と言葉』ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 著・芦津丈夫 訳/白水社
『僕はいかにして指揮者になったのか』佐渡裕 著/新潮社
『指揮者の仕事』朝比奈隆 著/実業之日本社
『バーンスタイン』 ひのまどか 著/リブリオ出版
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ただいま本メルマガの全面的見直し作業を行っています。その作業に伴い、
勝手ながら、今回も「書店の店頭から」、お休みさせてください。
申し訳ありません。
■番外企画
火星が約6万年ぶりに地球に大接近するそうです。地球との距離は5576万キ
ロまで近づく、とのこと(と言われても、まさしく天文学的数字なだけにピ
ンとはきませんね)。8月28日に最接近し、ひとつきほどは火星が見やすく、
観測しやすい状況が続きます。
子どもさんと一緒にご覧になる方、久しぶりに望遠鏡を取り出し、子ども時
分の気持ちに戻って夜空に向かう方、たくさんおられるのでしょうね。
『やさしい天体観測』渡部潤一 監/ブティック社
『天文年鑑 2003年版』/誠文堂新光社
(「大接近の火星と観測の実際」、「火星の衛星」の項あり)
の2冊は、ガイドブックとして。両者とも安価(『やさしい天体観測』は700
円、『天文年鑑 2003年版』は900円)なのがうれしいところです。
今回の火星大接近を機に、天体望遠鏡を購入される方が増えているとか。来
年には「ニート彗星」、「リニア彗星」という二大彗星の接近もひかえてお
り、望遠鏡の出番が多くなりそうです。望遠鏡選びの参考に。
『最新藤井旭の天体望遠鏡教室』藤井旭 著/誠文堂新光社
『望遠鏡・双眼鏡カタログ 2003年版』月刊天文編集部 編/地人書館
近年、火星の研究が大いに進み、地質や大気など、この星の実際の姿が徐々
にわかってきています。
『火星 解き明かされる赤い惑星の謎 』
ポール・レイバーン 著・小池惇平 監/日経ナショナルジオグラフィック社
『惑星科学入門(講談社学術文庫)』松井孝典 著/講談社
『火星の驚異(平凡社新書)』小森長生 著/平凡社
『火星の夕焼けはなぜ青い』佐藤文隆 著/岩波書店
よく知られているように、火星は地球とよく似た惑星です。人口が飽和状態
に達した地球を逃れ、火星に移住する、というSF的設定が現実のものになる
日も、ひょっとしたら・・・
『地球を離れた2年間 人類の夢、火星への挑戦』
ワレリー・V・ポリャコフ 著・鈴木徹 訳・関口千春 監修/WAVE出版
『宇宙 未知への大紀行 2 宇宙人類の誕生』
NHK「宇宙」プロジェクト 編/日本放送出版協会
最後に。
火星は、SFにとっておなじみの素材でした。ここでは、説明不要の古典2作
と、比較的新しめのものを。バローズの“火星シリーズ”は合本版で発行さ
れているのですね。
『火星のプリンセス 合本版・火星シリーズ 第1集(創元SF文庫)』
エドガー・ライス・バローズ 著・厚木淳 訳/東京創元社
『火星年代記(ハヤカワ文庫)』
レイ・ブラッドベリ 著・小笠原豊樹 訳/早川書房
『レッド・マーズ(創元SF文庫)』上・下
キム・スタンリー・ロビンスン 著・大島豊 訳/東京創元社
『永久帰還装置』神林長平 著/朝日ソノラマ
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