図書出版松籟社ホームページ
メインメニュー
新刊・近刊のご案内
松籟社の本
松籟社について
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2003 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2002 | 09 | 10 | 11 | 12
新刊.com
2003-04-30 : 【新刊.com 2003/5】
                             2003/4/30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           新刊.com   5月号     
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新刊.comをお届けします。

まもなく5月です。現場に新しいメンバーを加えられたところでは、ひとつ
きがたち、落ち着いてこられたころでしょうか。新メンバーのみなさんは、
ひととおりの仕事をおぼえ、仕事の上での目的意識が一段階高くなっておら
れるのではないかと思います。


■□■今月号のもくじ
□新刊案内
■ ●文学
□ ●教育
■ ●社会学
□ ●経済
■ ●福祉
□ 連載企画 〜書店の店頭から・番外編〜
■      第7回 松尾 陽一郎さん(学文社・「でるべんの会」代表)
□        ───「あぁ、自分だけではなかった」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■新刊案内
それでは新刊のご案内です。今月は7冊ご紹介します。

──────────────────────────────────

●文学─評伝、近代詩、詩史
『『海港』派の青春──詩人・北村初雄』 江森國友 著  四六判・184頁
[発行]以文社  [刊行日]03/5/1  [本体価格]1800円
[ISBN]4-7531-0026-2 C0095
[取次]ト、ニ、大、太、栗、中、八木書店、日教販、協和
※返品お受けします

[内容]震災前、輝かしい国際港都ヨコハマに生きた夭折の詩人・北村初雄。
合著詩集『海港』の詩人たちの青春と青春の友情が生む「詩」の姿。

[類書]
『大正生命主義と現代』鈴木貞美 編/河出書房新社
『鵠沼・東屋旅館物語』高三啓輔 著/博文舘新社
『詩人 柳沢健』小野孝尚 著/双文社出版
『編年体大正文学全集 第7巻』紅野敏郎 編/ゆまに書房
『編年体大正文学全集 第8巻』紅野謙介 編/ゆまに書房

●文学─評伝、詩、詩史
『死の骨董──青山二郎と小林秀雄』永原孝道 著  四六判・224頁
[発行]以文社  [刊行日]03/5/8  [本体価格]2800円
[ISBN]4-7531-0025-4 C0095
[取次]ト、ニ、大、太、栗、中、八木書店、日教販、協和
※返品お受けします

[内容]骨董をめぐる青山二郎と小林秀雄の確執をはじめて本格的に論じ、第
6回三田文学新人賞を受賞した労作。小林の批評の誕生の現場に迫る。

[類書]
『いまなぜ青山二郎なのか』(新潮文庫)白州正子 著/新潮社
『日本人の目玉』福田和也 著/新潮社
『青山二郎全文集』(ちくま学芸文庫) 筑摩書房
『鎌倉文士骨董奇譚』(講談社文芸文庫)青山二郎 著/講談社
『眼の哲学・利休伝ノート』(講談社文芸文庫)青山二郎 著/講談社


●教育
『新 生涯学習・人権教育基本資料集』
金 泰泳・白石正明・中島智枝子・三原容子編  A5判並製・374頁
[発行]阿吽社  [刊行日]03/5/5  [本体価格]2380円
[ISBN]4-900590-75-4 C1037  [取次]二、ト、大
※返品はすべてお受けいたします

[内容]“人権の時代”と期待された21世紀、凄惨な戦争で幕を開けた。弱者
が痛めつけられる今、私達はどのように生きるのか─基本資料94点。

[類書]
『人権教育の実践を問う』八木英二 編/大月書店
『同和教育実践がひらく人権教育』森実 編・著/解放出版社
『人権教育・啓発を問う』梅田修 著/部落問題研究所
『人権教育の明日を拓く』 北窓正明 著/明治図書出版
『人権教育を生かした学級づくり1』 新保真紀子 著/明治図書出版

●教育
『学校の境界』     中島勝住 編・著   四六判並製・296頁
[発行]阿吽社  [刊行日]03/3/20  [本体価格]2360円
[ISBN]4-900590-74-6 C0037  [取次]二、ト、大
※返品はすべてお受けいたします

[内容]すべては学校の境界から─学校の危機が叫ばれ、性急な教育改革への
声が社会を覆っている今、学校のウチとソトをつないで発信する学校論。

[類書]
『学校は義務じゃない』エデュケーション・アザワイズ著/明石書店
『さよなら学校化社会』上野千鶴子 著/太郎次郎社
『子どもたちはどうつまずくか』ジョン・ホルト著/評論社
『義務教育という病い』クリス・シュート著/松籟社
『脱学校の社会』イリイチ 著/東京創元社


●社会学
『社会学に正解はない』
  中根 光敏+野村浩也+河口和也+狩谷あゆみ 著  A5変形判・316頁
[発行]松籟社  [刊行日]03/3/20  [本体価格]2400円
[ISBN]4-87984-224-9 C0036  [取次]二、ト、大、栗、太、地
※返品はすべてお受けいたします

[内容]レポート・論文のテーマ設定、書き方、文献・データ表示の仕方から
インタビュー・参与観察調査の方法と視点、さらに社会学の基礎知識まで―
社会学を学ぶ学生のための〈実戦〉的マニュアル。

[類書]
『大学生・院生のためのレポートの書き方』吉田健正 著/ナカニシヤ出版
『インタビューの社会学』桜井厚 著/せりか書房
『論文作法』ウンベルト・エコ 著/而立書房
『社会学を学ぶ』 佐藤毅ほか 著/有斐閣
『はじめて出会う社会学』伊藤公雄 著/有斐閣


●経済
『21世紀東アジアの中小企業─日・韓・中の政策と現状─』
  大阪経済大学 中小企業・経営研究所編  四六判上製・176頁
[発行]阿吽社  [刊行日]03/5/下旬[  本体価格]2200円
[ISBN]4-900590-76-2 C1033  [取次]二、ト、大
※返品はすべてお受けいたします

[内容]いまアジアの中小企業は模索する─日・韓・中の直面する経済状況下
の企業の現状と政策を、研究者・実務者が論じた国際シンポジウム。

[類書]
『中国の中小企業改革の現状と課題』西川博史ほか 編・著/日本図書センター
『北東アジアの産業連携』関満博 著/新評論
『世界の工場 中国華南と日本企業』関満博 著/新評論
『アジア経済:リスクへの挑戦』浦田秀次郎 編・著/勁草書房
『「現代アジア」のダイナミズムと日本』
      高崎経済大学附属産業研究所 編/日本経済評論社


●福祉─医療問題、ルポ
『国保崩壊』   矢吹紀人・相野谷安孝 著  四六判上製・240頁
[発行]あけび書房  [刊行日]03/5/15  [本体価格]1700円
[ISBN]4-87154-044-8 c3036  [取次]ト、二、阪、洋、栗、ほか
※返品お受けします

[内容]高い国保料と不況のため、国保料滞納者が急増している。行政は彼ら
を悪徳滞納者と決めつけ、保険証を渡さない。その結果、医者にかかれず、
悲劇が頻発。その実態をルポする。

[類書]
『国が医療を捨てるとき』相野谷安孝 著/あけび書房
『苦悩する市場原理のアメリカ医療』
        アメリカ医療視察団 著/あけび書房
『開業医はなぜ自殺したのか』 矢吹紀人 著/あけび書房
『国民健康保険の改革を私たちの手で』安達智則 編/自治体研究社
『正直者が馬鹿を見る国民健康保険』(宝島社新書)松谷宏 著/宝島社


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■連載企画  
 「書店の店頭から」では今月から三回ほど、番外編をお届けします。これ
まで、東京堂書店の佐野 衛さん、ジュンク堂書店の福嶋 聡さんと、お二人
の書店員さんにご寄稿いただきましたが、今回はちょっと視点を変えて、出
版社の側からの意見をご紹介しようと思います。

 ご登場いただくのは、学文社の松尾 陽一郎さん。松尾さんは、「でるべん
の会」という、出版人・書店員が集まる勉強会の代表をつとめておられます。

 自分自身が「出版や本についてあまり知らない」という不安が、「でるべ
んの会」の出発点だった、と松尾さん。会を立ち上げてみると、同じような
不安を抱えて悩んでいる出版人・書店員が意外に多いことに気付いて……

※「でるべんの会」ウェブサイトのurlは、
http://members.tripod.co.jp/deruben/
です。

──────────────────────────────────
●書店の店頭から(番外編)  第7回
            松尾 陽一郎(学文社/「でるべんの会」代表)

 現在、僕は‘でるべんの会’という出版関係の勉強会の代表を務めている。
早いものでこの会も4年目を迎えた。この会の変な名前は、「出版関係の勉
強会」の略だ。つまり、「出版」の「出」と「勉強」の「勉」である。

 もともとこの‘でるべんの会’は、第5回本の学校・大山緑陰シンポジウ
ムに参加した20代の出版人5名が発起人となり立ち上げたものだ。このシン
ポジウムは、山陰地方に店舗を展開する米子今井書店グループが企画したも
ので、“本”を取り巻くすべての人々に参加資格がある珍しい形態のシンポ
ジウムだった。そのよさを踏まえて、出版人や書店員のほか、図書館関係者
や読者も参加でき、出版・本に関する事柄を勉強していけるような会をと、
‘でるべんの会’を発足したのである。以後、不定期ではあるが、パネラー
を招く講演会を中心に、テーマを決めた座談会、親睦会などの活動を行なっ
ており、参加者はありがたいことにじわじわと広がっている。

 そもそも僕自身が、出版や本についてあまり知らないということを、不安
に感じていたのである。出版社に入社して営業に配属されたが、常にそのよ
うな不安を抱えながら仕事をしていた。また、僕が勤める出版社は、大学テ
キスト・専門書を主に出版しているが、その性質上、営業活動は書店営業よ
りも、大学の先生方を回ることにウェイトが置かれている。僕自身、そして
会社自体の書店営業は、他社に比べて格段に弱いなと感じていた。そんなコ
ンプレックスから、出版関係のセミナーを調べ参加するようになり、そして
大山緑陰シンポジウムに行き着いたのである。参加したのは、奇しくも最後
の第5回目だったが、そこでようやく多くの出版関係者と知り合う機会を得
た。特に同世代の‘本’に関する友人・知人を得たことは大きかった。

 実際、こうした機会を通じて、出版人や書店人と話してみると、(会社の
規模によって違いこそあれ)彼らが同じように悩みながら仕事をしていると
いうことに驚かされる。「あぁ、自分だけではなかった」と感じたのである。
‘でるべんの会’に参加した人の多くが、このような会を「待っていた」と
言ってくれるのである。このような声は大変ありがたい。また、僕ら会社員
は、どうしても自社のことのみにとらわれて視野が狭くなりがちだが、こう
した他社・他業態の人たちとの活動を通じて、業界全体に目を配れるように
なる。そうしたなかで、自らの出版人として足りない部分を補うことができ
れば、とも思っている。

 現在の出版不況といわれるこの時代の中で、出版人として果たしてどこま
で生きていけるかわかりはしないが、受け身でいるのではなく、積極的に向
き合っていければ、後悔はしないと思う。そうありたいと思うのである。次
回からは、仕事や‘でるべんの会’を通じて、僕が出版社員の立場から、書
店について思ったり、考えたことを書いてみたいと思う。


                           (第7回 終)

──────────────────────────────────

●本メールは、購読を希望された方にのみお送りしております。
 配信中止ご希望の際は、shinkan@kazaguruma.co.jp までご一報ください。

●また、「新刊.com」に関するご意見・ご質問などございましたら、
 このメールに直接返信くだされば届きますのでお気軽にお寄せください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【新刊.com】
  発行:株式会社 松籟社
 (本社)京都市伏見区深草正覚町1-34
(担当部)京都市下京区堺町通り綾小路上ル綾材木町199 経済不動産ビル3F
   TEL:075-351-6469
 e-mail:shinkan@kazaguruma.co.jp
  発行担当 木村 浩之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


SimpleBlog 0.2 created by xoops-modules project  

 
Copyright © 1974-2007 松籟社 : Designed By Theme4u.Net