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災害と外国人犯罪流言―関東大震災から東日本大震災まで |
郭基煥 著 |
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定価:本体2800円+税 |
ISBN:978-4-87984-442-2 |
2023年9月1日発売 |
内容紹介
大災害=非常事態下における外国人犯罪流言の100年にわたる系譜とメカニズムを、児童の作文、新聞報道、住民アンケートから読み解く〈デマと差別の社会学〉
【本書の目次】
序章 非常事態下における犯罪流言
第1章 関東大震災後の子供たちの作文における朝鮮人表象
第2章 関東大震災後の子供たちの作文における日本人表象
第3章 関東大震災発生までの新聞における朝鮮人表象
第4章 非常事態収束後の朝鮮人犯罪流言についての社会的認知
第5章 敗戦までの朝鮮人犯罪流言ー太平洋戦争期を中心に
第6章 戦後の外国人犯罪流言ー東日本大震災時を中心に
終章 多文化共生の現実と外国人犯罪流言の言説間構造
あとがき
参考文献
著者紹介
郭基煥(カク・キファン)
1967年愛知県生まれ。東北学院大学国際学部教授。吊古屋大学国際開発研究科博士課程満了。吊古屋大学博士(学術)。
主な業績に『差別と抵抗の現象学―在日朝鮮人の〈経験〉を基点に』(新泉社)、「震災後の『外国人犯罪』の流言《『震災学』10号、「巨大災害とナショナリズム:震災時の〈共生文化〉の継承可能性《『災害復興研究』8号、「在日コリアンに対するヘイトスピーチとイデオロギーへの呼びかけ―ジュディス・バトラーによる「主体化《論を手引きに《『日本社会学理論研究』8号がある。
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