図書出版松籟社ホームページ
松籟社について
松籟社の本
twitterアカウント


太鼓歌に耳をかせ
カリブの港町の「黒人」文化運動とベネズエラ民主政治
石橋純[著]
2006年1月31日発行
定価:2800円+税
四六判・ハードカバー・574ページ
ISBN:978-4-87984-237-4 C0036
在庫ございます

内容紹介

  南米ベネズエラは、カリブ海に面した都市・プエルトカベージョ。その一画にある、かつて「ならずものの街区」とよばれた町・サンミジャン――「無知蒙昧な黒人の住む暴力的な地区」として、主流社会から見下されたこの町で、1970年代末、ヘルマン・ビジャヌエバという30歳の男が、「サンミジャン民俗文化救済会」を組織した。「暴力の街」のイメージを「民俗文化の息づく街」のそれに塗りかえる、という目標を掲げて展開された文化運動の20年にわたる軌跡を、担い手である住民の視線から、そしてチャベス政権へと動いていく歴史・政治的状況のただなかから、太鼓歌の響きとともに描き出す。


著者紹介

石橋  純
  東京外国語大学スペイン語学科卒業後、ソニー株式会社に入社。
  1987年から、ベネズエラに現地法人駐在員として滞在。約8年間に及ぶベネズエラ滞在において、音楽をはじめとする民衆文化の魅力に開眼、ベネズエラならびに近隣諸国の文化について日本の雑誌に発表してきた。
  ソニー退社後、文化人類学を学び、研究者としてラテンアメリカに向かい合う道に身を投じた。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。
  著書に『中南米の音楽』(編著、東京堂出版)などがある。


ご購入方法

本書は、大型書店を中心に、全国の書店でお求めになれます。

お近くの書店にないとき、お急ぎでご購入されたい場合は、小社へ直接お申し込みください。お電話でしたら075-531-2878まで。サイト上からのご注文は、左フレームの「メインメニュー」→「メールフォーム」→「書籍のご注文」からどうぞ。サイトから(あるいは電子メールで)ご注文いただいた場合は、送料無料です。書籍をお送りする際に、手数料無料の郵便振替用紙を同封いたします。

以下のサイトでもご購入できます。


→Amazon.co.jp
→hontoネットストア
→楽天ブックス



 
Copyright (c) 1974-2007 松籟社 : Designed By Theme4u.Net